年収
都道府県別 施工管理の年収と求人倍率|Uターン・地方転職の目安を公的統計で
※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月27日
結論
- 全国の目安は、建築施工管理技術者の年収679.1万円、土木施工管理技術者625万円です(令和7年賃金構造基本統計調査、厚生労働省 job tag)。求人倍率は建築8.62倍、土木15.74倍(令和7年度)で、人手不足が続いています。
- 勤務地の年収比較では、厚生労働省job tagで都道府県を選び、同じ職業分類・調査年度の値を確認してください。建設業全体の給与は、施工管理職の給与とは集計対象が異なります。
- Uターンでは年収が下がる場合がありますが、最低賃金や家賃、通勤・転勤の条件も変わります。下がる幅は、自分の月給と賞与で計算してから判断しましょう。
全国の目安:施工管理の年収と求人倍率
| 職業 | 年収 | 平均年齢 | 求人賃金(月額) | 有効求人倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 建築施工管理技術者 | 679.1万円 | 43.4歳 | 34.2万円 | 8.62倍 |
| 土木施工管理技術者 | 625万円 | 46歳 | 35.2万円 | 15.74倍 |
出典:厚生労働省 job tag。年収・年齢は令和7年賃金構造基本統計調査、求人賃金・有効求人倍率はハローワーク求人統計データ(令和7年度)。確認日:2026年10月27日
有効求人倍率は「仕事を探す人1人に、求人がいくつあるか」です。1倍を大きく上回るほど、人を探している会社が多い状態です。
都道府県別の最低賃金と、年収を調べる手順
下表は厚生労働省の令和8年度最低賃金答申に基づくものです。賃金や家賃の見通しは、勤務地の求人票とjob tagの同じ年度のデータで確かめてください。
| 都道府県 | 最低賃金 (2026年度答申) |
|---|---|
| 全国 | 1,177円(加重平均) |
| 北海道 | 1,131円 |
| 宮城 | 1,098円 |
| 東京 | 1,280円 |
| 新潟 | 1,108円 |
| 長野 | 1,117円 |
| 愛知 | 1,195円 |
| 大阪 | 1,231円 |
| 広島 | 1,141円 |
| 福岡 | 1,114円 |
| 鹿児島 | 1,090円 |
| 沖縄 | 1,086円 |
最低賃金は2026年度の答申額で、発効予定日は地域により異なります。実際に適用される額と発効日は、勤務先の所在地の労働局で確認してください。全国加重平均は、個々の地域に適用される最低賃金ではありません。
所定内給与は、残業代や賞与を除いた毎月の給与です。同じ県でも、会社の規模や職種、年齢で大きく変わります。年齢別・企業規模別の見方は「施工管理の年収」にまとめています。
求人倍率は県ごとに労働局が公表している
「建築・土木・測量技術者」の有効求人倍率は、各都道府県の労働局やハローワークが職業別に公表しています。たとえば東京では、2026年8月の数字が次のとおりでした。
| 区分(東京・2026年8月、一般常用) | 有効求人数 | 有効求職者数 | 有効求人倍率 |
|---|---|---|---|
| 建築・土木・測量技術者 | 6,997 | 1,044 | 6.70倍 |
| 職業計(すべての職業) | ― | ― | 1.42倍 |
出典:ハローワーク(東京労働局)「職種別有効求人・求職状況」(資料出所:職業安定業務統計)。
Uターン先の県の数字は、その県の労働局のホームページで「職業別」「職種別」の求人・求職状況を探すと見つかることがあります。全国の都道府県別・職業(中分類)別の有効求人数などは、政府統計の総合窓口(e-Stat)の職業安定業務統計(2025年度)にも掲載されています。
Uターンで年収が下がる幅を計算する
地方への転職では、提示された基本給・賞与・残業代と、家賃・通勤費等を同じ期間で比べます。求人票の年収例が、自分の経験や勤務条件にも当てはまるか確認してください。
- 今の年収を分ける:月給(固定分)×12、賞与、残業代に分けます。
- 候補の求人を同じ形にする:月給×12+賞与(何か月分か)。固定残業代がある求人は「固定残業代の時給換算」で中身を確かめます。
- 時間で割る:年間休日・残業・通勤時間を入れて、時間あたりの金額で比べます。トップの条件比較ツールで2つの求人を並べられます。
- 生活費を足し引きする:家賃、車の費用、帰省の交通費などは、自分の場合の数字で比べます。
地方では、転勤や長期出張が多い会社もあります。「転勤・出張の確認ポイント」もあわせて確認してください。
よくある質問
Q. 表の数字は施工管理だけの年収ですか。
A. いいえ。都道府県別の表は建設業で働く人全体(男女計・企業規模計)の数字です。施工管理の職業だけの全国の年収は、job tagの数字(建築679.1万円、土木625万円)を見てください。
Q. 求人倍率が高い県なら年収も上がりますか。
A. 求人倍率が高いことは、人を探している会社が多いことを示します。ただし、年収は会社の規模や公共工事の割合などでも変わります。求人倍率だけで年収は決まりません。
Q. 最低賃金の列は何に使いますか。
A. 地域の賃金水準の目安と、求人の検算に使います。月給(通勤手当・時間外手当などを除く)÷月平均所定労働時間が、その県の最低賃金以上かを確かめられます。